YouTubeの始め方【スマホで撮影〜投稿してユーチューバーになる方法】

この記事は以下のように思っている方におすすめです。
- これからYouTubeを始めたい
- YouTubeを始めるには何が必要なんだろう
- パソコン持ってないけど、スマホだけでユーチューバーになれるのかな
- YouTubeのアカウント作成から動画の投稿までの一連の流れを知りたい
- YouTubeを始めたいけど、難しそうだし.. 怖いな..

この記事ではスマホを使ってYouTubeを始める方法(チャンネル作成〜投稿の一連の流れ)を誰よりもわかりやすく解説していきます。
パソコンがなくても大丈夫です!(本当に)
あと、YouTubeの始め方の解説だけでなく、僕が過去にやってしまった失敗経験も赤裸々に書いていきます(笑)
そうすることでこれを読んでいるあなたが、僕と同じ失敗をせずに済み、早く結果を出せるからです。
ってことで最後まで読んでくださいね!
スマホでYouTubeを始めると決めてから動画投稿までの一連の流れ
スマホでYouTubeを始めると決めてから、動画投稿するまでの流れは以下の通りです。
- チャンネルの方向性を決める
- チャンネル名を決める
- チャンネル作成・設定
- 撮影準備
- 動画撮影
- 動画編集
- サムネイル作成
- 投稿
流れを掴んだら、次に1つ1つを詳しくみていきましょう!
①チャンネルの方向性を決める
まず、実際に動画を作り始める前にチャンネルの方向性を決めましょう。
チャンネルの方向性と書きましたが、
「どんな動画を作っていくか?」
ということですね。
もちろんランダムに自分の好きな動画を投稿していくことはできます。
「あるニュースが気になったから、ニュース動画」とか「うちの猫がかわいいから、猫動画」など。
でも、これをやってしまうとチャンネルが成長することはほとんどありません。
自分が視聴者の立場だったら、ランダムに動画が投稿されるチャンネルは登録したくないですよね。
なので、まずは1つのジャンルに絞って始めましょう。
基本的には自分が興味あること・得意なことを選べばOKです。
間違っても「このジャンルは稼げそうだな」とか「あの人がこのジャンルはこれから伸びてくると言ってたから良さそうだな」とかを理由に選ばないように。
ごく一部の例外を除いては、YouTubeはすぐに結果が出るほど簡単ではありません。
ゴールのないマラソンのような感じです。
普段YouTubeを見ているとたくさんの人が活躍しているように感じますが、
その裏で数えきれないくらいのユーチューバーが挫折しています。
僕も一度は挫折しました。
あと近年、海外の人気ユーチューバーの中で結構起きていること、それは
「燃え尽き症候群(Burnout)」。


どれだけ稼げても、好きではない、興味がないことを続けることはかなり辛いです。
まずは、「利益」じゃなくて「好き」「興味」から始めるだけで大きな一歩だと思います。
「好き」「興味」のある動画を作り続けていれば自然と「利益」はついてきます。(経験済み)
ただ、これを言うと



自分が興味あることってなんだろう。特に趣味なんてないしな…
って思うかもしれませんね。
普段生活していると意外と自分では気づかないかもしれませんが、昨日・今日やったことや考えたことを思い返してみるとヒントは見つかるはずです。
コーヒーへのこだわりが人よりも強かったり、健康への意識が高かったり、コミュニケーションが上手だったり、英語が得意だったり。
そういった中から1つ選んで、それに関連する動画のアイディアが100個くらい浮かべば、それは良いサインです。
僕が当メディアのYouTubeチャンネルを開設した時は、1日かけて100個のアイディアを考え出していました。
もちろん100個の動画を作る前に何度か考えが変わるので、その動画を全て作る必要はありません。
どんなにつまらないような動画のアイディアでも良いので少しの間、脳みそを絞ってみてください。
あと、可能であれば「ターゲットとなる視聴者」を決めてください。
子育てをしている主婦向けなのか、パソコンの使い方を知りたい60代の男性向けなのか、キャンプ好きの30代の男性向けなのか。
ターゲットがはっきりしていればしているほど良いです。
誰に向けた動画なのかがはっきりしていると、話し方や動画の雰囲気をどのようにすればいいかが明確になる上に、「ターゲットとなる視聴者」からすれば、あなたの動画を見つけると



これだよ、これ。俺が求めているチャンネルは。
と感じやすくなり、チャンネル登録をしてもらえる確率が上がります。


②チャンネル名を決める
チャンネルの方向性・ジャンルが決まったら、チャンネル名を決めましょう。
ここはかなり重要です。
チャンネル名でチャンネルのイメージがガラリと変わりますからね。
とは言ってもそんなに身構える必要はありませんよ。
チャンネル名はあとで変えることができますので。(回数制限付き)
以前にチャンネル名の決め方に関する以下の記事を書きましたので参考にしてみてくださいね。


③チャンネル作成・設定
チャンネル名が決まったら次にすべきことは当然、チャンネル作成ですね!
Googleアカウントを持っていたら、YouTube上でそのアカウントでログインすれば、それだけでYouTubeチャンネルは作れてしまいます。
でも、それだとGoogleアカウントの名前がそのままYouTubeのチャンネル名になってしまいます…
好きなチャンネル名を付けたいですよね!
さっきの「②チャンネル名を決める」の段階で決めたチャンネル名を付けるには、「ブランドアカウント」を作成する必要があります。
詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。これを読むだけで簡単に好きなチャンネル名でYouTubeチャンネルを作成することができますよ。


④撮影準備
撮影準備でまず必要なのは、「どんな動画を作るか」を考えることです。
どんな動画を作るかによって撮影に必要な機材や道具は変わりますからね。
カメラに向かって話すだけなら、最低限カメラさえあればOKですし、
料理動画なら撮影用カメラ+具材、商品紹介動画なら撮影用カメラ+その商品は必須ですよね。
「さっそくオススメの機材を1つずつ紹介していきますね!」
と言いたいところですが、それをしてしまうと、この記事がかなり長くなってしまうので機材の詳細は以下の記事にまとめました。


スクリプト(台本)
基本的な機材を揃えたら、動画を撮影する前に「スクリプト(台本)」を用意しておきましょう。
絶対ではありませんが、スクリプトを用意するのはメリット尽くしなので。
スクリプトを用意しておくと
- 撮影時間の短縮
- 編集時間の短縮
- 時間短縮の結果、あまり疲れない
- 動画の質が向上(内容が濃い動画になる)
- カメラ(スマホ)のバッテリーの節約
といったメリットが予想されます。
スクリプトを用意すると言っても、話すことを一字一句考える必要はありません。
話したいポイントを箇条書きで抑えておけばOK!
撮影時にそれをカンペとして使いましょう。
僕の場合、スクリプトは「Airtable(エアーテーブル)」というアプリで管理しています。
Airtableを使う前は、「Google Keep」に全てのスクリプトを書いていました。
両方とも無料で使えるので自分に合った方を使えばいいかと思います。(Airtableは有料プランあり)
とは言っても、これはスマホ以外にアプリが使えるデバイス(パソコンやタブレット)がないと使えないですよね。
スマホで撮影するなら当然、スマホをチェックできないので。
その場合は、メモ帳に手書きでOKですよ。
⑤動画撮影
撮影準備が終わったら、いよいよ動画撮影開始です!
三脚を立てて、カメラ・マイク・照明を設置して録音ボタンを押しましょう!
っと言いたいところですが、撮影直前にチェックしておいてほしいことがあります。
詳細は以下の動画で解説していますので、サッと目を通しておいてください。
このチェックが終わったら実際に撮影を開始します。
ここで1つ言っておきたいのは、
間違えまくっていいということ。
数百回間違えても、あとでカットすれば全てなかったことにできます。
視聴者は自分が間違えたことを知ることさえできません。
人気のユーチューバーでも今だにたくさん間違えているはずです。
間違えて、間違えて、間違えまくりましょう(笑)
「カットしまくってると変な感じにならない?」と思うかもしれませんが
意外と、「テンポ良いね!」って言われます。
気にせず前に進みましょう。
もしスマホで画面録画をする場合は「Record it!」がオススメ。(iOSのみ)


⑥動画編集
撮影が終わったら、次は撮影した動画の編集作業に入っていきます。
ほとんどの人にとっては動画編集が一番時間がかかる作業かと思います。
そのため、しっかりとした動画編集アプリ(ソフト)を選ぶことが大切。
当メディアでは、以下の3つの動画編集アプリをオススメしています。


- InShot(インショット、iOSとAndroid)
- KineMaster(キネマスター、iOSとAndroid)
- LumaFusion(ルマフュージョン、iOSのみ)
ざっくりと説明すると、
InShot ➡︎ 簡単な編集のみをしたい初心者向けのアプリ
KineMaster ➡︎ 操作方法がわかりやすい+多機能なアプリ
LumaFusion ➡︎ 最も多機能で高度な編集ができるアプリ
といった感じ。
3つのアプリの詳細は以下の記事で解説してあります。(アプリの使い方の解説もあり)


パソコンで編集したい場合は「DaVinci Resolve」を使うといいですよ。
無料で使える動画編集ソフトなのに超多機能で、使いこなせばできないことはほぼないくらい。
無料とは思えない動画編集ソフトだから「何か裏があるんじゃないの?」って思ってしまいますが、悪いことは何もありません(笑)
ハリウッド映画の編集でも使われている動画編集ソフトなので安心して使えますよ。


もし他の人気有料ソフトも検討する場合は、次の記事もあわせてチェックしてみてください。


この編集の段階でやってはいけないことがあります。それは、
人気のユーチューバーと比較すること
これは本当に避けたいことです。
比較してしまうと



私、全然ダメじゃん
ってネガティブになりますし、やる気が奪われてしまう可能性があります。
人気のユーチューバーでも初めからあれだけの編集ができた訳がありませんし、プロの動画編集者を雇っている場合も多々あります。
まずは、不要な部分をカットするだけの編集で大丈夫です。
余裕が出てきたら、テロップの追加・音楽や効果音の追加など、徐々に慣れていけばOKです。
実際にやってみないとわからないことはたくさんありますので、まずは簡単な動画作りから始めてみましょう。
あともう一つ言っておくと、編集よりも動画の内容の方がずっと大切です。
編集が上手くても内容がつまらなかったら誰も見てくれません。
逆もまたしかり。
内容さえしっかりしていれば編集スキルがなくても最後までしっかりと見てもらえますよ。
とは言っても、動画編集の方法はしっかりと学びたいかと思います。
動画編集を学ぶ方法に関しては、以下の記事を参考にしてみてくださいね。


あ、もし音楽が必要な場合は以下の記事がおすすめ。


⑦サムネイル作成
動画の編集作業が終わったら、サムネイルを作成しましょう。
サムネイルとは、本の表紙みたいなものですね。
YouTubeに限って言うなら、サムネイルは「動画の表紙」。
以下のサムネイルは、先ほど紹介した「Joby ゴリラポッド」の使い方の動画用に作成した例です。


ちなみにサムネイルはよく、「サムネ」と呼ばれています。
目を惹くサムネを作れるようになれば、動画の再生回数は自然と伸びていきます。
逆に、適当に作っているとなかなか再生回数は伸びません。
チャンネル登録者数400万人超えのとある海外ユーチューバーが言っていたのですが、動画よりもサムネイルの方が時間がかかることがあるらしいです。
それだけサムネイルは重要なんですよね。
残酷なことを言いますが、せっかく動画を作ってもクリックすらされなかったら、その動画は存在していないようなものです。
サムネイルを軽視しないようにしましょう。
個人的には2つのソフト(アプリ)をサムネイル用として使っています。
Affinity Photo
1つ目は「Affinity Photo」という画像編集ソフトです。


「Affinity Photo」は、あの「Adobeのフォトショップ」の代替アプリとして知られているほど優秀で、低価格の買い切り型で機能性は「Adobeのフォトショップ」の引けを取らないほど。
機能があり過ぎて使い慣れるまでにちょっと時間がかかるのはデメリットですが、使い方を覚えてしまえば最高のソフトですよ。
Canva
2つ目は「Canva」という画像加工サイト(サービス)。
無料で使い始めることができて、初心者でも直感的に操作できるのが魅力的です。
また、プロのデザイナーによって作成された数えれないほどのテンプレートのおかげで、デザインの知識がなくても、おしゃれなサムネイルを作成することが可能。
YouTubeのサムネだけでなく、インスタグラムやツイッター、ブログ等でも大活躍します。
しっかりと日本語にも対応していますし、スマホのアプリでも使えますよ。
>> Canvaの公式サイト
⑧投稿
サムネイル作成が終わったら、最後のステップである「動画投稿」をしましょう!
動画の投稿の方法は超カンタンです。
ここではスマホを使ってYouTubeに動画を投稿する方法を紹介していきますね!










ひとまずは、プライバシーを「非公開」に設定しておく(他にも設定することがあるため)








タグは動画に関連する単語を入力する。
次にカスタムサムネイル(「⑦サムネイルの作成」で作ったサムネイル)を設定するのですが、それについては以下の動画を参考にしてみてください。
以上がスマホを使ってYouTubeを始める方法でした!
想像以上にやることがあったかと思いますが、慣れてしまえばサッとこなせるようになりますよ。
ご心配なく。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
一緒に頑張っていきましょう!



