【超時短】クリエイターにおすすめのSNS運用・管理ツールまとめ(無料&有料)
この記事は以下のように考えている方におすすめです。
- 複数のプラットフォーム(YouTubeやInstagram、Twitter等)で活動しているんだけど、それぞれに費やす時間が足りない!
- YouTubeやInstagramの運用・管理に費やす時間を減らして、もっと時間に余裕のある生活を送りたい
コンテンツクリエイターってやることが多くて大変ですよね。
例えば、YouTube動画を作ってたくさん再生してもらうためには、単純に質の高い動画を作れば良いというわけではなく、「どんな動画が再生されやすいのか」を考えたり、良いサムネイルやタイトルなども戦略的に考えないといけません。
また、インスタグラムやツイッターなどのSNSでYouTube動画の宣伝をすることも大切になってきます。
インスタグラムやツイッターでもフォロワーを増やしたい場合は定期的に良いコンテンツを投稿し続けるのがほぼ必須。それに加えて、各SNSではそれに合った戦略を考えないと良い結果がなかなか出ません。
結局、あれもこれも手を出していると時間がかかって、「クリエイター」として活動しているはずなのに、気がつけばコンテンツ制作にかける時間が全然なかったり、「早く更新しないと」という気持ちが重くのしかかり、常に精神的ストレスを抱えてしまう状態に。
SNS専門の方やコンサルタントを雇うことができれば、負担は軽減できるのですが、その費用を負担できるクリエイターはかなり限られています。
そこでこの記事では、金銭的負担を最小限にして、作業負担を大幅に軽減するためのSNS運用管理・効率化ツールを紹介していきます。
どれも僕が実際にメディアを運用・管理するのに使っているツールばかりです。
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YouTube向けツール
まずはYouTubeで活躍するツール・サービスから。
YouTube Studio(ユーチューブスタジオ)
これはYouTubeで動画投稿を始めたら一番最初にインストールしておきたいアプリ。
YouTube Studioは、自身のYouTubeチャンネルのデータ分析と管理が可能な、Google提供の無料のアプリです。言い換えれば、YouTube公式のクリエイターのためのチャンネル管理ツール。
この無料アプリだけで以下のようなことができます。
- 投稿済みの動画情報の変更・更新
- 視聴者からのコメントの確認・返信
- 再生リストの編集
- 分析ツールを使って動画のパフォーマンスの確認・分析
- カスタムサムネイルの追加・変更
スマホのアプリであることから外出中でもすばやく簡単に使えるのが、とにかく便利で魅力的。外出中で時間の余裕が少しある時に、コメントの返信や統計情報の確認をすることで、時間を効率的に使える点が気に入っています。
Canva(キャンバ)
Canvaとは、グラフィックデザインの知識がない初心者でも簡単にオシャレなデザインを作成できる無料ツール。
つまり、サムネイルを作成する時に活躍してくれます。
無料プランでも200万点以上の写真や素材を利用できる上に、様々な用途に対応したテンプレート(SNS用の画像、バナー、チラシ、パンフレット、名刺など)も用意されています。
その圧倒的な便利さから、世界190カ国で月間2,000万人以上のユーザーによって使われている人気のツールとなっています。
一応、有料版(Canva Pro)もありますが、無料版でもある程度満足できるデザインを作成することができますよ。
Canvaにはアプリ版とブラウザ版がありますので、パソコン・スマホ・タブレット端末上でも使うことが可能です。
最近では動画のテンプレートにも力を入れているようなので、動画制作がこれまでにないくらい簡単になってきています。
>> Canvaの公式サイト
TubeBuddy(チューブバディ)
TubeBuddyとは、一言でいうと、YouTubeで成功したいユーチューバー向けの便利なツールがまとめられているブラウザの拡張機能(プラグイン)です。
TubeBuddyをブラウザ(Google Chromeなど)に追加するだけで以下のようなツールが使えるようになります。
- 動画をYouTube検索に最適化するツール(SEOツール)
- ライバルの分析ツール
- 再生されやすい動画のリサーチツール
- タイトル・説明欄・タグの設定の効率化ツール
TubeBuddyを使うことによって、YouTubeにもともと備わっているクリエイター向けツールに足りないものを補うことができるようになっています。
TubeBuddyは海外製のツールで、日本語には非対応なのが残念な点ではありますが、無料で使い始めることができる上に、YouTube公認ツールということもあって安心して使えるかと思います。
より詳しい情報は以下の記事で解説してあります。
複数のSNSプラットフォーム向けツール
次に、1つのプラットフォーム(YouTubeやInstagram等)に限らず、複数に対応したツールをご紹介します。
SocialBee(ソーシャルビー)
SocialBeeとは、インスタグラムやTwitter、Facebookといったソーシャルメディアを一括管理・自動投稿をすることができる優れた運用・管理ツールです。
この類のツールは「Buffer」や「HootSuite」辺りが有名なのですが、僕はSocialBeeを好んで使っています。
その最大の理由は、”コンテンツ再利用”機能が優れているから。英語ではエバーグリーン投稿(Evergreen Posting)と呼ばれています。
その機能を使うことで、1度投稿したコンテンツを、指定した日時に再度自動投稿してくれます。例えば、明後日の9時、毎週火曜、2週間毎に1回、3か月に1回など。
つまり、コンテンツを1つ作れば、何度でも再利用することができることができて、オンラインでアクティブな状態を維持することができますし、最小限の負担だけでコンテンツを宣伝し続けることが可能となります。
しかも、SocialBeeではカテゴリー毎にサイクルを回すこともできるので、例えば「起業家の名言」というカテゴリーを作って、そこに30個のコンテンツを入れて、「1日1回、20時にTwitterに投稿」に設定しておけば、それら30個のコンテンツを30日間かけて自動投稿してくれます。
「YouTube動画」というカテゴリーを作って、チャンネル内のYouTube動画をTwitterで宣伝する目的でも使えますね。
もし自動投稿の終了日時を指定しなければ、半永久的に自動投稿し続けることも可能。
さらにSocialBeeが優れているのは、1つの投稿に対して複数のパターンを設定できるということ。複数のパターンを設定しておけば、「あ、このアカウントまた同じ投稿してる」とフォロワーから思われてしまうのを避けることができます。つまり、負担は最小限で、常にフレッシュなコンテンツを投稿し続けることが可能となります。
1度設定してしまえば寝ていても自動的にツイート・投稿し続けてくれるのは本当に助かります。
もちろん、指定した日時に1度だけ自動投稿することも可能です。
SocialBeeには14日間の無料トライアルがありますので、試す良い機会かと思います。
Airtable(エアーテーブル)
Airtableとは、クラウド型のデータベース作成サービスです。現時点で日本語非対応となっていますが、ExcelやGoogle スプレッドシートのような操作感でデータベースを作れるので、そういったサービスを使った経験があれば難なく使いこなすことができるはずです。
クリエイターにとっては、コンテンツのアイディア整理・スケジュール管理に使える便利なツールとなります。
Airtableの最大の特徴は、データ(情報)は同じままで、数種類の表示形式(View)に切り替えられるということ。その元データは、全ての表示形式上で同期されています。
Airtableでは以下のような表示形式を利用できます。
- グリッド(Grid)
- カレンダー(Calendar)
- カンバン(Kanban)
- フォーム(Form)
- ギャラリー(Gallery)
グリッドは、スプレッドシート形式ですね。もしそこに日付のデータを入れておけば、カレンダー形式の画面に切り替えた時に、その日付のデータが反映された状態で表示されます。逆にカレンダー形式の画面で日付を変更すれば、グリッド形式の方にもその変更内容が反映されます。
クリエイターの場合は投稿日や納期を指定しておくと便利。
カンバン形式は、作業の進歩状況の把握・整理に便利。例えば、「アイディア」「進行中」「投稿待ち」「投稿済み」といった感じで分けておくと効率的に複数のコンテンツ制作に取り組むことが可能となります。チーム(複数名)で活動している場合は特に便利ですね。
Airtableは無料プランでも普通に使えますし、テンプレも豊富なのですぐに使い始めることができるかと思います。
lit.link(リットリンク)
InstagramやTwitterのプロフィールではリンク(URL)は1つまでしか設定することができません。もし複数のSNSアカウントのリンクやウェブサイト、キャンペーンページのリンクなどを同時に宣伝したい場合は都合が悪いですよね。
そんな悩みを解決できるのが、「lit.link」。lit.linkを使うことで、1つのページ内に複数のリンク(URL)をまとめておけるので、InstagramやTwitterでもプロモーションが簡単になります。
こういったサービスは”SNSリンクまとめサービス”と呼ばれていたりもします。
もしかしたら似たようなサービスである「Linktree(リンクツリー)」は聞いたことがあるかもしれませんね。比較するとそちらの方が有名なのですが、僕が「lit.link」をおすすめしたい理由は2つ。
1つ目は完全無料で使えるということ。現時点では機能に制限なく無料で使えるんですよね。魅力的です。
そして2つ目が日本語に対応しているということ。lit.linkは国産サービスなので日本語に100%対応しています。公式の使い方解説もあるのでかなり使いやすいですよ。
インスタグラム向けツール
今やインスタグラム向けのツール・サービスは世の中に溢れかえっています。僕も数多くのツールを試したのですが、最終的には以下のツールに落ち着きました。
MetaHashtags(メタハッシュタグズ)
MetaHashtagsとは、その名から想像できる通り、最適なハッシュタグを見つけることができる、ハッシュタグツールです。
海外製のツールではありますが、日本語ハッシュタグでも正確に結果を表示してくれる優れもの。
指定したハッシュタグやそれに関連したハッシュタグが付けられた投稿数を一覧表示してくれるだけでなく、お気に入りのハッシュタグをコレクションとして保存しておくことができます。
コレクションとして保存しておけば、同じカテゴリーのコンテンツを投稿する時にそこからハッシュタグを選んで、コピー&ペーストすることができるので、ハッシュタグ選別にかかる時間を大幅に短縮することができます。
また、ハッシュタグ検索では絞り込み検索も可能。例えば、「投稿数が1,000以上&1,000,000以下」といった感じで指定できますし、投稿頻度や平均いいね数などでも絞り込むことが可能となっています。
他にはハッシュタグのランキング追跡機能なんかもあったりして、シンプルで無駄がない、そしてパワフルなツールです。
MetaHashtagsの料金は約800円/月〜と、有料ではありますが、これを使うことで節約できる時間を考慮すれば価格以上の価値はあるかと思います。(無料版もあるが制限が多すぎる)
Hashtag Shuffle(ハッシュタグシャッフル)
Hashtag Shuffleは、追加した複数のハッシュタグをランダムに選んでくれる無料ツール。
このツールの気に入っているところは、順番を並べ替えてくれるだけでなく、ハッシュタグを指定した数に自動で絞り込んでくれる機能があること。
インスタグラムでは毎回のように同じハッシュタグを使うことは、アルゴリズム的に良くないとされています。場合によってはスパムと判断されてペナルティ(罰則)を受けてしまうこともあります。
それを防ぐのがこのツールのメインの目的です。
ブラウザ上で登録することなく無料で使えますし、MetaHashtagsと組み合わせると最強です。
Twitter向けツール
Twitterに関しては、SocialBeeが個人的には”メインの運用管理・効率化ツール”なのですが、以下のツールも便利で時々使っています。
TweetDeck(ツイートデック)
TweetDeckは、Twitter公式の無料ツールで、各カテゴリー(ホーム、通知、DMなど)の画面を列で分けて一覧表示できるのが最大の特徴。
スマホで何度も画面を切り替えるよりも効率的に作業することができて結構便利です。
また、複数のアカウントの切り替えもスムーズにできますし、簡単な予約投稿(スケジュール投稿)も可能となっています。
その他にも、キーボードショートカットが使えたり、列をカスタマイズすることもできて、無料であるにも関わらず機能がモリモリで感動的。
パソコンをお持ちであれば、一度使ってみることをオススメします。
以上がコンテンツクリエイターにおすすめのSNS運用管理・効率化ツールでした。
メディアの運営者として数多くのツールを使ってきて、最終的にここで紹介したツールに行き着いたので、どれも自信を持っておすすめできるものばかりです。
もし今後、これらよりも便利でお得なものが見つかれば随時更新していきます。