TubeBuddy – Keyword Explorerの使い方【YouTubeのキーワード分析】

この記事は以下のように思っている方におすすめです。

  • TubeBuddyを使ってYouTube動画の再生回数・チャンネル登録者数を増やしたいな
  • TubeBuddy(チューブバディ)のKeyword Explorer(キーワード・エクスプローラー)って何?何がいいの?
  • Keyword Explorerの使い方を知りたいな
Hayato(編集長)

もしまだTubeBuddyをインストールしてない場合は、以下の記事を参考にしてインストールしておいてくださいね。簡単&短時間でできますよ。

YouTubeで成功するための最強ツール「TubeBuddy(チューブバディ)」で使える機能の中で最も重要と言っても過言ではない機能、それは「Keyword Explorer(キーワード・エクスプローラー)」。

このKeyword Explorerの使い方をマスターすれば、YouTube動画を検索結果の上位も持ってくることがより簡単になります。

つまり、よく再生される動画を作るなら、Keyword Explorerは絶対に使っておきたいツール。

以下のグラフは実際にKeyword Explorerのおかげで再生回数が伸びている動画のグラフです。

この記事では、上記グラフの動画を例に、Keyword Explorerの使い方を詳しく、そして初心者の方にも分かりやすく解説していきます。

タップできるもくじ

Keyword Explorerへのアクセス方法

まずは、使い方の前にKeyword Explorerへのアクセス方法をサクッと紹介していきます。

Keyword ExplorerはTubeBuddyの中でもかなり重要な機能なので、いろんなところからアクセスできるようになっています。

アクセス方法①

YouTube上で、①右上の「TubeBuddyアイコン」をクリックし、②「Launch Keyword Explorer Now」をクリックする。

アクセス方法②

先ほどと同じように、①右上の「TubeBuddyアイコン」をクリックし、②右側のメニュー内にある「Keyword Explorer」をクリックする。

アクセス方法③

(自分の)動画の詳細(編集)ページのタグ一覧の下にある「KEYWORD EXPLORER」をクリックする。

アクセス方法④

動画視聴ページの右側の「TAGS」内のタグをクリックする。(どれでもOK)

すると、以下のように「Keyword Explorer」が開かれ、選択したタグが検索される。

以上がKeyword Explorerへの4つのアクセス方法です。

Keyword Explorerの使い方

「Keyword Explorer」トップページを開くとまず、「What’s Trending」というコーナーが下部に表示されています。

これはGoogle トレンドをもとにした、今トレンドとなっている話題の一覧です。

もしトレンドを狙った動画を作っているなら、ここのトレンド欄にある話題を動画のトピックにすると良いですよ。

では試しに、動画編集アプリ「キネマスター 」をキーワードとして検索してみます。

すると、検索したキーワードの以下の情報が表示されます。

  • Overall Score(全体のスコア)
  • Score Analysis(スコアの分析)
  • Related (関連キーワード)
  • Common Video Tags (キーワードに関連する、よく使われているタグ)

1つずつ詳しくみていきましょう。

Overall Score(全体のスコア)

まず、「Poor」と書かれているのが目に入るかと思います。

察しの通り、Poorは良くないランクです。

どう良くないかというと、Poorのキーワードを狙って動画を作っても、その動画を検索結果の上位に表示されることが難しいと予想されています。

これはTubeBuddyの膨大なデータベース(競争率、検索量など)を元に決められています。

今回の場合、「Poor」の下には以下のように書かれています。

このキーワードは結構な頻度で検索されているものの、ターゲットにするにはあまり良くない。なぜなら、競争率がかなり高く、検索結果の上位にランクインさせるのが難しいと予想されるから。

たしかに、キネマスターは近年人気急上昇中で、それに関する動画を作っている人がかなりいるように感じます。

検索の上位にランクインするのは可能ですが、かなり難しいのが現状。

※ 僕がキネマスターの動画を作った当時は競争率が低く、スコアは悪くなかったです。

Weighted VS Unweighted

Overall Scoreの欄の右上を見てみると「Weighted」と「Unweighted」と書かれていますね。


「Weighted」は、あなたのチャンネルをもとに分析したスコアで、
「Unweighted」はチャンネル別ではなく、全体に対してのスコアです。

「Weighted」の方がより正確にキーワードが良いのか悪いのかを判断することができます。ただし、「Weighted」は有料ライセンスを持っている場合のみ利用可能。

ライセンスのアップグレードを検討される場合は、以下の記事でアップグレードの方法を解説してありますので参考にしてみてくださいね。

では次に、Overall Scoreの下の「Score Analysis(スコアの分析)」をみていきましょう。

Score Analysis(スコアの分析)

「Score Analysis」は4つの項目に分かれていますね。

  • Search Volume
  • Competition
  • Optimization Strength
  • # of Videos in Search Results

Search Volume(検索量)

「Search Volume」は検索量のことですね。

言い換えると、どれくらいの頻度でそのキーワードが検索されているかということ。

多ければメーターの針が「緑」、少なければ「赤」に置かれます。

今回は「Poor」の上にあるので検索量は少ないようですね。

Competition(競争)

「Competition」は、どれだけ競争が激しいかを示しています。

メーターが緑なら競争率は低く、赤なら競争率が高いということになります。

今回は真ん中あたり(黄)なので、まずまずといったところですね。

Optimization Strength(最適の強さ)

Optimization Strength(最適の強さ)は検索結果に表示されている上位の動画がどれだけ検索エンジンに最適化されているかを示すメーターです。

今回はこのメーターの針は最大(Excellent)の位置にあるので、上位の動画は最適化が上手くされていなく、上位に入り込むチャンスがあるということになりますね。

ちょっとややこしく感じますが、基本的にはメーターが緑側にあれば、こっちからすればチャンスがある(良い)という意味になります。

# of Videos in Search Results(検索結果の数)

「# of Videos in Search Result」は、指定したキーワードで検索した時に表示される検索結果の数です。

「キネマスター」で検索すると、14,600本の動画が検索結果として表示されます。(1K = 1,000)

次に「Keyword Explorer」の右側にある「Related」のエリアを見ていきましょう

「Related」では検索したキーワードに関連するキーワードの一覧が表示されます。

ここで表示される関連キーワードは実際にYouTubeで検索されているキーワードなので結構狙い目ですよ。

その中で気になるキーワードがあれば、そのキーワードをクリックするだけで一瞬でスコアを確認することができます。

TubeBuddyの無料ライセンスの場合、関連キーワードは3つまでしか表示されません。
全て表示させるには、有料ライセンスに切り替える必要があります。
もし、アップグレードを検討されている場合は以下の記事を参考にしてみてくださいね。

「Related」の右上を見てみると、「Video Searches」「Web Searches」「Video Topics」と書かれています。

「Video Searches」はYouTubeでの検索、

「Web Searches」はGoogleでの検索を表しています。

 

なんでGoogle検索を気にする必要があるの?

って思うかもしれませんね。

最近、Googleで何か検索すると、YouTube動画が検索結果に表示されていますよね。

例えば、「キネマスター」と検索すると以下のように表示されます。

もうお気づきだと思いますが、動画がGoogle検索にも最適化されていると、Google検索からも動画を見てくれる可能性が高まります。

なので、Google検索も意識しておいた方が良いです。

僕が作った「キネマスターの使い方」という動画の視聴者の約4%はGoogle検索からとなっています。

「Web Searches」をクリックするだけで確認できますので、余裕があれば頭に入れておくといいかと思います。

「Related」の最後の項目、「Video Topic」では、Keyword Explorerで検索したキーワードに関連するトピック(話題)が表示されます。

…が、この機能は日本語には弱いみたいでなかなか表示されないです。

例えば「キネマスター」と検索しても、何も表示されませんが、「Kinemaster」と検索すれば以下のように上手く表示されます。

上手く表示されたらこれを元にタイトルを決めたりできるのですが、日本語では難しそうです。

特に重要な機能ではないからいいんですけどね。

Common Video Tags (キーワードに関連する、よく使われているタグ)

次に「Keyword Explorer」の右下にある「Common Video Tags」を見ていきましょう。

Common Video Tags では、検索キーワード関連のよく使われているタグの一覧が表示されます。

これらのタグは、検索キーワード(今回なら”キネマスター”)で検索した時に、上位表示されている動画で使われているタグを元にしているようです。

もし、その検索キーワードをターゲットにして動画を作るなら、その動画に関連するタグをCommon Video Tagsから保存しておくといいですよ。

保存方法は、保存したいタグにチェックを入れて右下の「ACTION」をクリックすれば、「Tag List(タグをリストにしてまとめておける機能)」等に追加しておけます。

ただし、個人的におすすめの方法は「Copy to Clipboard」をクリックして、チェックした全てのタグをコピーして、お気に入りのメモアプリに貼り付けておく方法です。

Keyword Explorerの5つのタブ

では最後に、Keyword Explorerのタブをサクッと解説してこの記事を終わりにしたいと思います。

画像の通り、タブは以下の5つに分けられています。(ページが5枚あると思ってください)

  • Summary(概要)
  • Results(検索結果)
  • Trending(トレンド)
  • Historical(歴史)
  • Map(マップ)

「Summary(概要)」はここまで見てきたタブですね。

「Results(検索結果)」では、実際にYouTubeで狙っているキーワードで検索したらどのように表示されるかを見ることができます。

 

検索結果なんて、別にTubeBuddyの機能使わなくても、YouTubeの検索窓から検索すれば見れるじゃん。

と思うかもしれませんが、YouTubeはユーザーの視聴履歴などをもとに検索結果の表示を変えています。

例えば、自分が狙っていたキーワードをYouTubeで検索して、自分の動画が上位に表示されて「よっしゃ!」って思うかもしれませんが、他の人の画面では同じように表示されていないことがほとんど。

つまり、他の人の検索結果ではあなたの動画が一切表示されていない可能性があります。

Keyword Explorerの「Results(検索結果)」では視聴履歴に左右されない、フラットな検索結果を見ることができます。

これを元にライバルを分析すれば、あなたの動画を”真のトップ”に表示しやすくなりますよ。

残りの3つのタブは以下の通りに省略します。

省略する理由は、日本語キーワードの場合、あんまり表示されないからです。(経験上)

  • Trending(トレンド)= ターゲットとするキーワード関連のトレンドワードの一覧
  • Historical(歴史)= Google トレンドを元にしたターゲットとするキーワードの過去の検索量
  • Map(マップ)= ターゲットとするキーワードがどの国で検索されているかを世界地図で確認できる

以上、TubeBuddyで最も人気があり、重要な機能である「Keyword Explorer」の使い方でした。

この記事内で例として紹介した「キネマスターの使い方」の動画は、このKeyword Explorerのおかげで順調に再生回数を伸ばしています。

実際のグラフ
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