ScreenFlowは最高の画面録画&編集ソフト?特徴や料金などを徹底解説!

この記事は次のように考えている方におすすめです。

  • いま使っている画面録画ソフトに不満がある
  • QuickTime Playerの録画機能じゃ物足りない
  • ScreenFlowがなんだか良さげだけど、値段以上の価値はあるのかな

この記事の動画版を投稿しました!


Hayato(運営者)

ScreenFlowを使う前はMacに標準搭載されている「QuickTime Player」を使っていましたが、いくつかの問題・制限に頭を抱えていました。

しかし、ScreenFlowに出会ってからは、画面録画においての悩みはすべて解決しました。そして、今では必要不可欠な存在となっています。

この記事ではその理由も含めて、ScreenFlowの特徴・魅力をお伝えしていきます。最後まで読んでいただくことで、ScreenFlowがあなたにとって必要か、それとも無くてもいいものかの判断がつく内容となっています。

まずは、ScreenFlowのざっくりとした特徴からご覧ください。


ScreenFlowの特徴まとめ
  1. macOS限定
  2. ソフト単体の料金は$149(無料お試し版あり)
  3. 画面録画と動画編集、両方の機能が備わっている
  4. 録画設定が柔軟(カメラ、マイク・オーディオの複数選択、フレームレートなど)
  5. マイクとパソコンの内部音声を別々に録音できる
  6. スクリーンと外部カメラの映像を同時に録画できる
  7. 動画編集の機能が豊富
  8. Apple製ソフトを彷彿とさせるシンプルでモダンなUI
  9. 書き出し設定が柔軟(ProresやH.265対応、YouTube向け設定のプリセットあり)
  10. 日本語設定あり
  11. 10年以上の実績があって安心(2008年〜)
  12. パフォーマンスの改善がされ続けていて、動作がスムーズ
  13. エラー、バグが少なめ
  14. 500,000以上のアセット(素材)がある ※別料金
目次

ScreenFlowは全Macユーザーにおすすめしたい画面録画&編集ソフト

上記の特徴に目を通すと、ScreenFlow(スクリーンフロー)が多機能なソフトであることに気づくかと思います。

ScreenFlowは画面録画をするだけのソフトではありません。動画編集機能も備わっているので、録画した映像をそのままScreenFlowで編集することも可能。ですので、1つのソフトで録画〜編集までシームレスに作業を進めることができます。

録画設定
動画編集

また、別料金であるアセット(素材)も組み合わせることで、このソフトだけでレベルの高い動画を完成させることもできます。

Windowsでは使用できないのは残念な点ですが、Macユーザーにとっては心強い味方となってくれるソフトといえます。

Windowsユーザーなら、Camtasiaがイチオシです。


では、ここからはScreenFlowの特徴を1つずつ詳しくみていきます。

ScreenFlowの料金

まず気になるのは料金ですよね。ScreenFlowの料金は次の通りです。

スクロールできます
内容料金
ScreenFlowのみ$149
ScreenFlow Super Pak$209
ScreenFlow Super Pak + Premium Support$239
$ = 米ドル, 税率は国によって異なる

Super Pak(スーパーパック)とは

Super Pakとは、ScreenFlowとScreenFlowで使用できる500,000以上の動画・画像・音楽素材(ストックメディアライブラリ)のセットのこと。

ストックメディアライブラリの通常価格は$79/年のサブスクリプション型となっています。ただし、「ScreenFlow Super Pak」を購入すると、1年目は実質$60。つまり、2,000円ほどお得。

※ 2年目からは通常価格($79/年)となります。

Premium Support(プレミアムサポート)とは

Premium Supportは、次の4つで構成されています。

  1. 電話サポート
  2. 優先対応
  3. 技術担当者による遠隔操作サービス
  4. アップデート割引
電話サポート

通常は聞きたいことがあればメールで問い合わせることとなります。しかし、Premium Supportがあれば、電話でわからないことを質問することができます。

ただし、英語での対応なのが難点です。

優先対応

通常、お問い合わせへの返答は「お問い合わせ順」で行われますが、Premium Supportメンバーは列をスキップすることができます。

ディズニーのファストパスみたいな感じですね。

技術担当者による遠隔操作サービス

何かわからないことや問題があった場合、まずはGoogleやYouTubeで調べたり、サポートにメールで問い合わせるかと思います。それで解決すればいいのですが、どうしても行き詰まってしまうことは無きにしもあらず。

そんな時に、サポートに問題点を伝えることで、技術担当者が遠隔でScreenFlowを操作して、その問題を解決してくれます。(遠隔操作するにはユーザーの許可が必要)

何時間も頭を抱えて、最終的に諦めてしまう事態になるくらいなら、お願いしてしまった方が効率がいいですよね。

アップデート割引

後述しますが、ScreenFlowは大型アップデートがある度に追加料金を支払うのが通例となっています。アップデートしなくても使い続けることはできますが、デメリットの方が大きいです。

その主な理由は、便利な新機能が追加されたり、パフォーマンスが向上されて、作業効率が上がるから。

Premium Supportメンバーであれば、25%OFFの料金でアップデートすることができます。

ちなみに、Premium Support単体の価格は$39/年となっています。

セットで購入すれば、実質$9の節約。$39 -($239 – $209)= $9

※ 2年目からはストックメディアライブラリと同じく、通常価格です。

大型アップデートは別料金?

先ほど記述した通り、ScreenFlowは大型アップデートがある度に追加料金を支払うのが通例となっています。

さすがに$149だけ支払って、改善され続ける高性能なソフトを一生使えるというのは無理があるみたいですね。

じゃあ、アップデート料はいくらかかるの?

現時点では、ScreenFlowの最新バージョンは「10」ですが、「9」からのアップデートは$49かかります。$49ということは5,500〜6,000円ですね。

大型アップデートの時期は、毎年同じ時期に発売されるiPhoneとは少々異なります。過去のアップデート履歴を見てみると、ちょうど1年の場合もあれば、1年半後となるパターンもあります。

仮に更新料を6,000円として、1年半後に次の大型アップデートが来るとすれば、1ヶ月あたり330円ほどの「維持費」を支払うような感じです。

ScreenFlowの機能性・快適性を考慮すれば、お手頃な価格であると、僕は思っています。

とはいえ、Apple製の動画編集ソフト「Final Cut Pro」の場合は、36,800円を一度支払うだけで、更新料がかかりません。それを考えると、ScreenFlowの料金体系には少しがっかりしますね(笑)


>> ScreenFlow公式の料金表


ScreenFlowは録画設定が柔軟

QuickTimeとは違って、ScreenFlowでは録画設定の柔軟性が非常に高いです。

例えば、画面・内部音声・外部カメラ・外部マイクを複数同時に録画&録音することができます。

画面 ・音声の複数入力(インプット)

ScreenFlowのインプット設定

これは僕が実際にScreenFlowで設定した時のスクリーンショットです。4つのインプット(入力)が設定されています。

  1. DELL U2720Q → 外部モニター
  2. コンピュータのオーディオ → パソコンの内部音声(システム音声)
  3. Scarlett Solo USB → 外部マイク(オーディオインターフェイス)
  4. 内臓Retinaディスプレイ → MacBookの画面

この状態で録画すると、ScreenFlowの編集画面では次のように表示されます。(ScreenFlowでは録画が終わると、自動的に編集画面に切り替わります)

タイムライン(編集画面下部)は次の構成となっています。

緑のギザギザは、音の波形を示しています。

今回のテスト録画では、ブラウザ(Google Chrome)上で動画を再生しながら録画したので、MacBook(と外部モニター)の画面+音声が組み合わさったクリップ(動画ファイル)が作られました。

それに加えて、外部マイクを使った僕の音声は、別のクリップ(音声ファイル)となっています。

チュートリアル動画では、内部と外部音声を別々に録音できるというのは重要ですので、ScreenFlowのこの機能は本当に助かります。

録画前に、外部マイクの接続や音量を確認できるのも、ちょっとしたことですが嬉しいポイント。録画終了後に「外部マイクの音声が録音されてない!」と焦ったり、「音量が小さすぎた…」と落ち込んでしまうのを避けることができます。

録画前に外部マイクの接続と音量を確認

今回はカメラの接続はしませんでしたが、カメラを複数接続して録画することも可能となっています。

また、iOSデバイス(iPhone、iPad)の画面録画もできます。

こういった点を踏まえたうえで、公式の録画設定の動画もあわせてご覧ください。


フレームレート

ScreenFlowではフレームレートを設定することもできます。

「デスクトップフレームレートを記録」と書かれているところでは、録画時のフレームレートを設定することができます。

「フレームレートって何?」と思う方は、以下の記事もあわせて読んでみてください。


フレームレートは「最高, 30, 25, 15, 5, 1」から選択できます。

録画時のフレームレート設定

「最高」というのは、お使いのMacが記録できる最高(最大値)のフレームレートのことです。基本的には「最高」を選択して録画を開始すればOK。

「最高」以外の他のフレームレートを選択する理由を挙げるなら、お使いのMacの性能が良くなく、少しでも負荷を抑えたい場合です。

次の設定項目である「タイムラインのフレームレート」は重要。これは編集時のタイムラインの設定です。あとで変更することはできますが、編集の途中で切り替えるとズレが発生して面倒なので、ここで事前に設定しておきます。

タイムラインのフレームレート設定

「録画時のフレームレート」が「タイムラインのフレームレート」よりも高い場合は、ScreenFlowが「タイムラインのフレームレート」にあわせて自動的に調節してくれます。


動画編集の機能が豊富(お気に入りの機能紹介)

ScreenFlowは動画編集の基本的な機能である、不要箇所のカット・テキストの追加・再生速度の変更・音量の調整などに加えて、「チュートリアル・解説動画に適した独自機能」が満載です。

利用できる編集機能を全て挙げると、読むのに時間がかかる上に疲れるので、僕が気に入っている機能に絞ってお伝えします。

コールアウト

コールアウトは、注目してほしい部分を強調するための機能です。ページや資料、ソフトの画面などを見せながら何かを説明するときは、かなり役立ちます。

ScreenFlowでは、コールアウトの大きさや形を変更したり、背景の色やぼかし具合も自由に設定することができます。

コールアウトの設定項目

マウスポインタ

「マウスポインタ」は、クリック時にエフェクトを加える機能です。エフェクトを加えることで、いつ、どこをクリックしたのかが明確になるため「視聴者にやさしい機能」とも言えます。

ScreenFlowが録画時にクリック動作も同時に記録してくれるので、編集時に「マウスポインタ」をオンにすれば自動的にクリックエフェクトが挿入されます。エフェクトの大きさや色、速度は自由に変更することができます。

また、クリック音も同時につけることができるので、クリックをさらに強調することも可能です。

マウスポインタの設定項目

モザイク(ぼかし)

画面録画をしていると、見せたくない情報が映り込んでしまうことがよくあります。そんな時は編集でモザイクをかけましょう。

ScreenFlowなら(フリーハンドで)自由に範囲選択して、一瞬でモザイクをかけることができます。また、1画面で複数の範囲選択をすることも可能です。


音声レベルの平滑化

音質は軽視されがちなのですが、実は音質は動画の画質くらい重要です。

「良いマイクを使う」というのは基本中の基本と言えますが、それだけでは視聴者にとって聞き心地の良い音を届けられるわけではありません。

最適な音量、音・言葉1つ1つが明瞭で聞き取りやすいということも大切です。

ScreenFlowのオーディオパネル内の「音声レベルの平滑化」という項目をオンにすると、一気に音声が改善されます。

どう改善されるかというと、「小さな音と大きな音の差を縮小+全体的に聞き取りやすい音量まで引き上げ」をしてくれます。

実際に「音声レベルの平滑化」の前後を比較してみました。

少し見づらいですが、たったの1クリックで「聞き取りやすさ」はかなり改善されています。

以下のように、音量が極端に小さい場合でも、音声レベルの平滑化をしっかりとしてくれます。ただし、この例のように入力音声の音量が極端に小さい場合はノイズが目立ってしまいますので、録音前に適切な音量に設定するようにしてください。


クロマキー合成(背景透明化)

クロマキー合成は、自分の姿だけを残して背景を透明化させたいときに便利です。

被写体と背景の色がハッキリ分かれていれば、たったのクリック3回でキレイに背景を透明化できます。


書き出し設定も柔軟

YouTubeなどの動画プラットフォームに最適なプリセット(特定の設定)を選択できる上に、プラットフォームに直接投稿することも可能です。

プリセット一覧
YouTubeへ直接投稿

手動で書き出しを行う場合は、いろんなコーデックを選択できますし、特定のデバイスに適したプリセットもあります。

手動で書き出す場合の設定

10年以上の実績があって安心

ScreenFlowの最初のバージョンがリリースされたのは、2008年。今から10年以上前ですね。

それからアップデートを重ねて、機能とパフォーマンスが改善され続けてきました。通常、これだけ多機能なソフトには莫大な開発・管理コストがかかります。10年以上アップデートされ続けているということは、それなりに人気があると予想できます。

僕がScreenFlowを使っていて特に感じるのは「安心して録画できる」ということ。バグやエラーを経験することは少ないですし、動作が軽くてスムーズです。これだけで精神的な余裕ができますし、時間の節約にも繋がります。

UI(ユーザーインターフェース)はシンプルでスッキリとしているので、まるでApple製のソフトを使っているような感覚です。


ScreenFlowの開発元「Telestream」は安全?

ScreenFlowは「Telestream」というアメリカの企業によって開発・販売されています。設立年は1998年、従業員数は500名程。(Wikipedia参照)

Telestreamは、ScreenFlowだけでなく、ライブ配信ソフト、動画トランスコーダー、字幕ソフトなどの動画関連ソフトも幅広く手掛けています。

カスタマー(顧客)には世界の大企業(Apple, Sony, Intelなど)も含まれるようです。顧客リストはこちらから確認できます。

Telestreamのような、規模が大きな企業が顧客リストの虚偽記載をするはずはありませんので、信頼できる企業なんじゃないかと思います。(虚偽記載で商品を販売するのは違法、そしてバレれば信用を一瞬で失う)

僕はこれまで、サポートに数回お問い合わせをしたことがあるのですが、すべて3日以内に返答がきました。プレミアムサポートなしであっても。

返信内容も丁寧で好印象でした。現時点では企業として怪しい点は全く見当たりません。


ScreenFlowはこんな方におすすめ

ScreenFlowは次のような方におすすめです。

  • チュートリアル動画を作っているYouTuber
  • Vlogger
  • オンライン講座制作者
  • オンラインセミナーの録画・編集者
  • 企業内トレーニング動画の制作者

繰り返しになりますが、ScreenFlowはmacOS限定のソフトですので、Macユーザーしか利用することはできません。

ScreenFlowの体験版(無料版)はどんな感じ?制限は?

ScreenFlowには体験版があります。体験版であっても普通のバージョン(有料版)のように録画・編集はできますが、制作した動画にウォーターマークが入ってしまいます。

ウォーターマークは「(電子)透かし」とも呼ばれていて、ScreenFlowの場合は、動画に文字(Demo Mode)が入ります。つまり、仕上がった動画はほぼ使いものになりません。体験版なので仕方がないことですが。

無料体験版で動画を書き出した場合に表示される電子透かし(Demo Mode)

少なくとも、購入前に使用感を確かめられるのはいいですね。体験版は期間の制限がありませんので、とりあえず試してみてはいかがでしょうか。

公式ページ上の「Start your FREE Trial」と書かれたところをクリックすれば、すぐにダウンロードすることができます。


>> ScreenFlowの公式ページはこちら


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